• フレーム調整・再塗装

    フレーム調整・再塗装

    フレームをはずしてクリーニング・再塗装します。 同時にカポ・ダストロ・バーの整形・研磨、アグラフのクリーニング/交換・調整、弦枕の調整・クロス/フェルト類の交換、 ヒッチピンの研磨などの作業を行います。 外観が美しくよみがえるだけでなく、断線の予防や、明瞭な発音、雑音の低減化など、音色の改善がなされます。

  • 響鳴板修復・再塗装

    響板修復・再塗装

    230本ほどあるすべての弦を脱弦し、さらに大変に重い鋳鉄製のフレームを取り去ることによって、響鳴板は一旦 大きな圧力から解放されます。 その上で、古くなった響板の塗装を剥離し、必要に応じて適切に修復作業を施した後、響鳴板用ニスで 再塗装します。外観が美しくなるというだけでなく、湿気から響鳴板を守り、響きも改善されます。

  • フレーム合わせ作業

    フレーム設置・駒圧調整

    「フレーム合わせ」とも呼ばれる作業です。 フレームを本体にバランスよく乗せ、 響鳴板ができるだけ振動しやすい状況を作り出します。同時に駒とフレームの高さを調節して、 弦が張られたときに駒にかかる力を適切な大きさに整えます。 音の伸び、響きの良さに関 わる作業です。

  • 調律ピン交換

    ピアノ調律ピン交換

    古いピアノでは、ピアノの一部分、あるいは全体に渡って、調律ピンが緩くなっていることがあります。 こうなると、調律で音律を作り出すことが困難となり、音の狂いも早くなります。調律ピンはピン板という板に 打ち込まれていますが、ピン板の状態に合わせて適切なサイズの新しい調律ピン交換することで、安定した音律 が得られます。(ピン板が破損している場合は、併せてピン板の修復が必要です。)

  • 弦張り替え

    全弦張り替え

    古くなって品質が劣化し、錆びたり、伸びきってしまった弦を取り除き、新しい弦を導入します。力強く、伸びやかで 明るい音色がえられます。

  • ハンマー交換・取り付け作業

    ハンマー交換作業

    古く、劣化したハンマーヘッドを廃棄し、新たなハンマーヘッドに交換する作業です。ハンマーの打弦点を 考慮にいれながら、適切なハンマーを選定し、ひとつひとつ手作業で慎重に取り付けて参ります。お客様のご要望に合わせ、 国産/ヨーロッパ製など、メーカーもお選びいただけます。